季節の変わり目に要注意!プロが教える「塗装と湿度の関係」

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リフォーム

「春や秋は塗装に最適って聞くけど、梅雨時期はどうなの?」「冬の乾燥も影響する?」外壁塗装の時期を考える際、気温だけでなく、湿度も非常に重要な要素であることをご存存知でしょうか? 特に日本の四季、そして川越のような地域では、その影響を無視できません。今回は、長年外壁塗装を手掛けてきたプロが、塗装工事における湿度との深い関係と、お客様が知っておくべき注意点を詳しく解説いたします。

なぜ湿度が塗装に影響するの?
塗料は、乾燥することで固まり、本来の性能を発揮します。この乾燥プロセスに湿度が大きく関わってきます。

高すぎる湿度:塗膜の乾燥不良や欠陥の原因に

乾燥遅延: 湿度が高いと、塗料中の水分や溶剤が蒸発しにくくなり、乾燥が大幅に遅れます。これにより工期が延びるだけでなく、塗膜が固まる前にゴミやホコリが付着しやすくなります。
塗膜の欠陥: 十分に乾燥しないまま次の工程に進むと、塗膜が本来の性能を発揮できず、剥がれ、膨れ、ムラ、白化(ブラッシング)などの施工不良や欠陥に繋がるリスクが高まります。特に梅雨時期や台風後の高湿度は要注意です。
低すぎる湿度:乾燥が早すぎることも

ひび割れや密着不良: 極端に湿度が低い冬場などは、塗料が急激に乾燥しすぎることがあります。これにより塗膜が収縮し、ひび割れの原因になったり、下地との密着性が損なわれたりする可能性もあります。
季節ごとの湿度と塗装のポイント
春・秋(快適な時期): 気温・湿度ともに安定しており、塗料が最も適切に乾燥しやすい時期です。これが「塗装のベストシーズン」と言われる所以です。
夏(高温多湿期): 梅雨時期は湿度が高く、雨も多いため、塗装工事には不向きです。梅雨明けの猛暑期は、気温が高すぎて塗料が乾燥しすぎる(急激な乾燥)問題が出ることもあります。職人の体調管理も重要です。
冬(低温乾燥期): 湿度が低く乾燥しやすいですが、気温が低すぎると塗料が固まりにくくなります。霜や結露も塗装の妨げとなるため、気温5℃以下、湿度85%以上での塗装は避けるのが一般的です。
プロの視点:お客様へのアドバイス
天候の見極めはプロの仕事: 塗装工事は、たとえベストシーズンでも、日々の天気予報や湿度を考慮して行われます。雨や高湿度が予想される日は、作業を中断・延期する判断も重要です。
信頼できる業者選びが鍵: 経験豊富な業者は、天候や湿度に応じた塗料の選定、適切な施工方法、作業のスケジュール調整を熟知しています。悪天候時の無理な作業は行いません。
疑問はすぐに質問を: 工事中に湿度や天候について不安な点があれば、遠慮なく担当者に質問しましょう。
外壁塗装の品質を左右する湿度。お客様自身で日々チェックするのは難しいですが、信頼できる業者を選ぶことで、天候に左右されず、高品質な塗装工事を行うことができます。

お気軽にお問い合わせください。皆様の住まいを守るお手伝いをさせていただけることを心よりお待ちしております。


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株式会社マルケイホーム

住所:埼玉県川越市的場1890-10

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