塗装職人の本音!「良い塗装」と「悪い塗装」の違いとは?

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リフォーム

「外壁塗装って、見た目だけじゃ違いが分からない…」「安さだけで選んで大丈夫?」
そうお考えのお客様は少なくありません。外壁塗装は、一見するとどこも同じように見えるかもしれません。しかし、私たち塗装職人の目から見ると、そこには**「良い塗装」と「悪い塗装」の明確な違い**が存在します。この違いは、数年後の家の状態、そしてお客様の満足度に大きく影響します。今回は、長年、川崎の現場で培ってきた経験から、プロが語る「良い塗装」と「悪い塗装」の見分け方、そしてお客様が後悔しないためのポイントを本音で解説いたします。

これが「悪い塗装」のサイン!
「悪い塗装」とは、見た目だけを重視し、目に見えない部分で手抜きをしたり、知識や技術が不足していたりする工事のことです。

下地処理の手抜き:
高圧洗浄が不十分で汚れやコケが残っていたり、ひび割れ補修やシーリングの打ち替えが適切に行われていなかったりするケースです。どんなに良い塗料を使っても、下地が整っていなければすぐに剥がれや膨れが発生します。これはまさに**「化粧ノリの悪い肌に厚化粧する」**ようなものです。

適切な乾燥時間の無視:
塗料にはそれぞれ、塗り重ねるまでに必要な乾燥時間(インターバル)が定められています。これを守らずに急いで次の工程に進むと、塗膜が十分に硬化せず、剥がれやひび割れ、色ムラの原因となります。工期を短縮するために、この工程を疎かにする業者は要注意です。

塗料の希釈(薄めすぎ):
塗料を必要以上に薄めて使用すると、塗料の性能が十分に発揮されず、耐久性が著しく低下します。また、塗膜が薄くなることで、色褪せも早まります。これは、**「塗料をケチっている」**証拠であり、塗料メーカーの定める品質基準を無視した行為です。

技術不足によるムラや液だれ:
均一に塗れていなかったり、塗料が垂れて固まっていたりする箇所がある場合、職人の技術不足が考えられます。見た目が悪いだけでなく、塗膜の厚みが不均一になることで、劣化の進行にも差が出やすくなります。

これが「良い塗装」の証!
「良い塗装」とは、お客様の家を本当に守り、長持ちさせるための、丁寧な仕事が施された塗装です。

徹底した下地処理:
塗装前に、高圧洗浄で汚れをしっかり除去し、ひび割れや浮き、シーリングの劣化などを丁寧に補修します。この工程に手間と時間を惜しまない業者は、間違いなく「良い塗装」を提供します。

塗料の特性を活かした施工:
塗料メーカーが定める乾燥時間や塗り重ね回数を厳守し、塗料の性能を最大限に引き出します。気温や湿度といったその日の気候条件も考慮しながら、最適な状態で作業を進めます。

職人の高い技術力と経験:
均一でムラのない美しい仕上がりはもちろん、細部まで丁寧に、隅々までしっかりと塗り切ります。養生も隙間なく完璧で、塗料が飛び散る心配がありません。

お客様への丁寧な説明と報告:
工事内容や塗料について分かりやすく説明し、工事の進捗状況を細かく報告してくれる業者。お客様の疑問や不安に真摯に耳を傾けてくれる姿勢も、「良い塗装」を提供する証です。

まとめ:後悔しないために
外壁塗装は、完成直後の見た目だけではその良し悪しを判断しにくいものです。数年後に後悔しないためにも、目に見えない部分の丁寧さ、そして職人の技術力と経験、さらに会社の信頼性を見極めることが何よりも重要です。

お気軽にお問い合わせください。皆様の住まいを守るお手伝いをさせていただけることを心よりお待ちしております。


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株式会社マルケイホーム

住所:埼玉県川越市的場1890-10

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