外壁塗装は「塗るだけ」じゃない!プロが語る家の寿命を延ばす裏技
「外壁塗装って、色を塗るだけの作業でしょ?」
そう思っていませんか? もしそうなら、それは大きな誤解です。外壁塗装は、単に家の見た目をきれいにするだけでなく、**大切な家の寿命を劇的に延ばすための「総合的なメンテナンス工事」**なんです。私たち塗装のプロは、塗料を塗る作業以上に、その前段階や見えない部分にこそ、家の寿命を左右する「裏技」が隠されていることを知っています。今回は、長年、 Machidaの現場で培ってきた経験から、お客様が知っておくべき、家の寿命を延ばすためのプロの秘訣を解説いたします。
「塗るだけ」では意味がない!家の寿命を延ばす裏技とは
長持ちする塗装を実現し、家の寿命を延ばすための鍵は、塗料を塗る前の**「下地処理」と、塗料の性能を最大限に引き出す「適切な施工」**にあります。
裏技1:徹底的な「高圧洗浄」と「下地補修」で土台を完璧に!
これは塗装の基本中の基本でありながら、最も手抜きされやすい部分です。外壁に付着した汚れ、カビ、コケ、劣化した塗膜の粉(チョーキング)などを、専用の高圧洗浄機で徹底的に洗い流すことが重要です。汚れが残っていると、塗料が下地に密着せず、数年で剥がれの原因に。さらに、ひび割れや欠け、浮きなどの劣化箇所は、塗装前に適切な補修材で丁寧に埋めることで、雨水の侵入を防ぎ、家の構造材を守ります。
裏技2:シーリングの「打ち替え」で防水の要を強化!
サイディングボードの目地や窓のサッシ周りにある**シーリング材(コーキング材)は、建物の動きを吸収し、雨水の侵入を防ぐ「防水の要」です。このシーリング材は紫外線で劣化しやすく、ひび割れや肉痩せ、剥がれが発生すると、そこから雨水が侵入し、雨漏りや内部の腐食に繋がります。長持ちさせるためには、古いシーリングを撤去して新しいものに「打ち替える」**ことが不可欠です。ただ上から重ねて塗る「増し打ち」では、すぐに剥がれてしまいます。
裏技3:「適切な下塗り材」の選定と塗布で塗料の力を最大限に!
上塗り塗料の前に塗る「下塗り材(プライマーやシーラー)」は、外壁材と上塗り塗料の接着剤のような役割を果たします。外壁材の種類や劣化状況に応じて、適切な下塗り材を選定し、ムラなく均一に塗布することで、上塗り塗料がしっかりと密着し、その性能(耐久性、防水性、遮熱性など)を最大限に引き出すことができます。下塗り材選びと塗布は、塗料の寿命を左右する影の立役者です。
裏技4:塗料メーカー規定の「膜厚」と「乾燥時間」を厳守!
どんなに高性能な塗料も、メーカーが定める**適切な膜厚(塗料の厚み)で塗られ、かつ、各工程間の乾燥時間(インターバル)**を厳守しなければ、その性能は十分に発揮されません。塗膜が薄すぎると耐久性が低下し、乾燥が不十分だと剥がれやムラの原因となります。熟練した職人は、気温や湿度も考慮しながら、これらの規定を厳格に守ります。
まとめ:家の寿命は「プロの仕事」で決まる
外壁塗装は、ただ色を塗るだけの作業ではありません。そこには、お客様の大切な家を雨風から守り、寿命を延ばすための、様々な「裏技」と呼べるプロの技術と知識が凝縮されています。これらの「見えない仕事」を丁寧に行う業者こそが、本当に信頼できる、そしてあなたの家を長持ちさせてくれるパートナーと言えるでしょう。
お気軽にお問い合わせください。皆様の住まいを守るお手伝いをさせていただけることを心よりお待ちしております。
株式会社マルケイホーム
住所:埼玉県川越市的場1890-10
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