あなたの家、外壁材で寿命が変わる!素材別「長持ち塗装術」
「うちの家の外壁、種類によって塗装方法が違うの?」
「長持ちさせるには、どんな塗料を選べばいいんだろう?」
そう疑問に思っているお客様は多いのではないでしょうか。実は、家の外壁に使われている**素材(外壁材)によって、劣化のしやすさや、最適な塗装方法、そして塗料の選び方が大きく異なります。**この素材の特性を理解せず、一律の塗装をしてしまうと、せっかくの塗装も早く劣化してしまいかねません。私たち Machida で数多くの住宅の塗装を手掛けてきたプロが、主要な外壁材の種類とその特性、そして素材に合わせた「長持ち塗装術」を解説いたします。
外壁材の種類で変わる「劣化のサイン」と「対策」
ご自身の家の外壁材が何かを知ることで、劣化のサインに早く気づき、適切な対策を講じることができます。
1. モルタル壁:柔軟性と防水性が鍵!
特徴: 昔ながらの塗り壁で、つなぎ目がなくデザインの自由度が高いです。
劣化しやすい理由: 乾燥や建物の動きに弱く、**ひび割れ(クラック)**が発生しやすいです。ひび割れから雨水が侵入し、下地を傷める原因になります。また、表面が多孔質で、カビやコケが付着しやすい傾向があります。
長持ち塗装術:
徹底したひび割れ補修: 細かいひび割れも見逃さず、丁寧に補修することが必須です。
「弾性塗料」や「微弾性塗料」の選択: 塗膜がゴムのように伸び縮みすることで、新たなひび割れの発生を抑制し、雨水の侵入を防ぎます。
防カビ・防藻性のある塗料: 湿気がこもりやすいモルタル壁には、カビやコケの発生を抑える塗料が効果的です。
2. 窯業系サイディング:シーリングと塗膜の保護が命!
特徴: 現在の住宅で最も普及しており、デザインやカラーバリエーションが豊富です。ボードを張り合わせていくのが特徴です。
劣化しやすい理由: 表面の塗膜が劣化すると、主成分であるセメント質がむき出しになり、吸水性が高まります。これにより、反り、浮き、色褪せが起こりやすくなります。また、ボード間の**シーリング材の劣化(ひび割れ、肉痩せ)**が早く、ここから雨水が侵入するリスクが高いです。
長持ち塗装術:
シーリングの「打ち替え」は必須: 古いシーリングは全て撤去し、新しいものに打ち替えることが最重要です。上から増し打ちするだけでは、すぐに劣化します。
高耐久・高機能塗料の選択: 紫外線に強いラジカル制御型シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などがおすすめです。吸水性を抑える下塗り材も重要です。
低汚染性塗料: 汚れが付着しやすい立地の場合は、セルフクリーニング機能を持つ低汚染性塗料も有効です。
3. 木質系サイディング:定期的な保護塗装が不可欠!
特徴: 天然木を加工したもので、木の温かみや自然な風合いが魅力です。
劣化しやすい理由: 木材は紫外線や雨水、湿気によって腐食、変色、カビ、シロアリ被害を受けやすいです。塗膜が劣化すると、木材そのものにダメージが及びます。
長持ち塗装術:
木材保護塗料や浸透性塗料: 木材の呼吸を妨げず、防腐・防虫効果のある浸透性の塗料を定期的に塗布することが不可欠です。
早めのメンテナンスサイクル: 他の素材に比べて、比較的短いサイクル(5年〜8年程度)での塗り替えが必要になることが多いです。
まとめ:プロの診断が「長持ち塗装」の第一歩
ご自身の家の外壁材の特性を理解し、それに合わせた適切な塗料と工法を選ぶことが、「長持ちする塗装」を実現するための鍵です。まずは、私たちプロにご相談いただき、現状の診断と最適な塗装プランの提案を受けてみませんか?
お気軽にお問い合わせください。皆様の住まいを守るお手伝いをさせていただけることを心よりお待ちしております。
株式会社マルケイホーム
住所:埼玉県川越市的場1890-10
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